俺のウサギちゃん
第11章 謎のアルバイト
パン!パン!
突然 手が叩かれた。
「はい、次の撮影が入ってるからあと10秒だけね〜。」
雪乃さんは、さっさとカウントダウンをとりだした。
「10 . 9 . 8 . ……3 . 2 . 1 、ハイ、終了しまーす。」
惜しまれながらも、撮影会は呆気なく打ち切られたのだった。
「みみちゃん…。ゴメンね。時間が押しちゃって…。続き頼める〜?」
あたしは、先程まで自分が撮影されてたことを思い出し慌ててスタジオに入った。
俊も、邪魔をしたことを謝ろうと覚悟を決めて中へ入って行った…。
スタジオでは、茶月先生がソファーに腰を掛け煙草を燻らせていた。
彼の細長い綺麗な指が煙草によく似合っている。
何本もある吸い殻は、彼をどれだけ待たせたかを物語っていた。
茶月先生は、俊をチラッと見ると
「あたしの撮影は、中止しといて自分の撮影会とはねぇ…。」
慇懃に微笑んだ。
「先程は、俺の勘違いで撮影の邪魔をしてしまい…
すみませんでした。」
俊は、すぐさま深々と頭を下げ謝った。
「なかなか素直じゃない…。
まぁいいわ。
雪乃のせいでもあるんでしょう?」
突然 手が叩かれた。
「はい、次の撮影が入ってるからあと10秒だけね〜。」
雪乃さんは、さっさとカウントダウンをとりだした。
「10 . 9 . 8 . ……3 . 2 . 1 、ハイ、終了しまーす。」
惜しまれながらも、撮影会は呆気なく打ち切られたのだった。
「みみちゃん…。ゴメンね。時間が押しちゃって…。続き頼める〜?」
あたしは、先程まで自分が撮影されてたことを思い出し慌ててスタジオに入った。
俊も、邪魔をしたことを謝ろうと覚悟を決めて中へ入って行った…。
スタジオでは、茶月先生がソファーに腰を掛け煙草を燻らせていた。
彼の細長い綺麗な指が煙草によく似合っている。
何本もある吸い殻は、彼をどれだけ待たせたかを物語っていた。
茶月先生は、俊をチラッと見ると
「あたしの撮影は、中止しといて自分の撮影会とはねぇ…。」
慇懃に微笑んだ。
「先程は、俺の勘違いで撮影の邪魔をしてしまい…
すみませんでした。」
俊は、すぐさま深々と頭を下げ謝った。
「なかなか素直じゃない…。
まぁいいわ。
雪乃のせいでもあるんでしょう?」