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俺のウサギちゃん

第13章 初恋

「あっはっはっは‼︎‼︎
さすが広兄〜
いいオチつけるじゃないか!

何が『時間よ止まれ!』だよ
止まる訳ないだろ〜はっはっは〜!

いやいや、むしろ広兄のナニこそ
『時間よ止まれ!』だよな〜‼︎」



ななみは、お腹を抱えて笑い転げた。



皆も、悪いと思いながらも大爆笑したのだった。



あたしは、ちょっと意味が分からなくて愛想笑いしといた…。



「だから…話すの嫌だったんだよ…。」



「まぁ、犯罪ギリギリだけど…
謝らなけりゃいけない事はなかったみたいだな。」



「言った通りだろ?
謝るような事はしてないって…。
たぶん…。」



「たぶん…って何だよ〜!
いい機会だ…やましい事があるなら懺悔しろっ‼︎
聞いてやるから…。」



「えっ……。」



広兄の目がキョロキョロと泳ぎだした…。



「オイオイ…まさか…?」






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