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「いや…えっと…うーん…
みみちゃんも彼氏いるし…もう時効だと思うから…。」



「広兄…もう吐いちまいな…。
懺悔して楽になれ…。」



ななみは、取り調べの刑事みたいなセリフを言い出す。



広兄は、あたしを見ながらすまなさそうに話を続けた…。




みみちゃん…お姫様ゴッコ好きだって言ってたろ？



で、白雪姫ゴッコしてた時の話なんだ…。



白雪姫と言えば、お婆さんが毒林檎を食べさせるだろ。



それを食べた白雪姫は、仮死状態になって王子様のキスで目を覚ましてハッピーエンドって話だったよね？



毒林檎を食べて倒れたみみこ姫は、僕のベッドに入って王子様のキスを待ってたんだ…。



何時もなら、王子様のまぁ…僕なんだけど…僕がキスをする気配で…まぁキスをする振りなんだけど…で目を覚ますんだけど…



顔を近づけても、目を覚まさない事があったんだよ…。



みみちゃん、ベッドで寝ちゃったみたいなんだ…。



スヤスヤと、寝息を立てて…



あどけない顔で眠るみみこ姫…。



小さな唇は、少し半開きで…柔らかそうな頬はバラ色で…



僕は、役になりきってたのかなぁ…？



可愛らしいみみこ姫の唇にチュッ♡てしちゃった！



テヘペロ…///…。