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……あたしは、ため息をつきながらトボトボと1人帰っていた。









……ファーストキスは……
俊くんが…よかったな……。











俊くんが、追いかけて来てくれることを期待してたのに、期待通りにはいかないみたい。





あんなコトくらいで、不貞腐れてお店を飛び出しちゃうなんて…





あたしって子供なんだから…。






あそこは
皆と笑うとこでしょうが…。





俊くん、変な奴だって飽きれちゃったかなぁ…？




せっかくの楽しい雰囲気を、壊して
あたしって恥ずかしい奴。







ポツ…ポツ…ポツ…



やだ…雨？



もう…ついてないなぁ…



急いで帰ろ…もうこんな時間…。



時計を見れば、すでに９時を過ぎていた。