俺のウサギちゃん
第14章 後悔
駅がある大通りまでの路地は、薄暗い街灯が続いてる。
あたしは、辺りの薄暗さと静けさに ようやく気が付いた。
何時もなら、同じバイト仲間数人と駅まで帰る所だが、今日はそのバイト仲間もとっくに帰っている。
そういえば、1人で帰るの初めて…。
この道…こんなに薄暗かったかなぁ?
小雨が、降りしきる中
あたしは駅までの道を
急いで歩いた。
コツ…コツ…コツ…
後ろから誰かの足音を感じる。
立ち止まると、頭上に傘をさしかけられていた。
俊くんかも……。
期待して、振り返ったが
見知らぬ男が立っていた。
「驚かせてごめんね。
傘がないようだったから…つい。
駅までなら、一緒に入らない?」
「えっ……⁈」
薄暗い街灯から、見知らぬ男の人の顔がぼんやりと見えた。
丸顔で目が細く、がっちりとした体型のスーツを着た男の人。
小雨ながらも、髪や制服はじっとりと濡れて何だか肌寒い。
正直、傘に入れて貰えるのはありがたいけど…
知らない男の人と一緒に行くのも気がひけるなぁ〜。
あたしは、即答出来ずに口ごもった…。
あたしは、辺りの薄暗さと静けさに ようやく気が付いた。
何時もなら、同じバイト仲間数人と駅まで帰る所だが、今日はそのバイト仲間もとっくに帰っている。
そういえば、1人で帰るの初めて…。
この道…こんなに薄暗かったかなぁ?
小雨が、降りしきる中
あたしは駅までの道を
急いで歩いた。
コツ…コツ…コツ…
後ろから誰かの足音を感じる。
立ち止まると、頭上に傘をさしかけられていた。
俊くんかも……。
期待して、振り返ったが
見知らぬ男が立っていた。
「驚かせてごめんね。
傘がないようだったから…つい。
駅までなら、一緒に入らない?」
「えっ……⁈」
薄暗い街灯から、見知らぬ男の人の顔がぼんやりと見えた。
丸顔で目が細く、がっちりとした体型のスーツを着た男の人。
小雨ながらも、髪や制服はじっとりと濡れて何だか肌寒い。
正直、傘に入れて貰えるのはありがたいけど…
知らない男の人と一緒に行くのも気がひけるなぁ〜。
あたしは、即答出来ずに口ごもった…。