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俺のウサギちゃん

第15章 不思議なウサギちゃん

「みみこ…俺を見て…。」


「やだ…ダメ…無理…。」


「おいおい…恩人の言う事が聞けないの?」


むぅ…痛いトコついてくるなぁ…。


ドキドキを堪えて、俊くんを見つめた。


「俊くん…唇、切れてる…。どうしたの?」


「みみこのナイトの仕業だろ?それも忘れたのか?」


思い出した…ななみに殴られてたっけ…。


「痛そう…大丈夫?」


「ああ…みみこ姫がキスしてくれれば痛くない。好きだろ?お姫様ゴッコ。」


ニヤッと微笑む…。


そう言うと、手はそのままでクルンと俊くんが下になった。


「ご褒美ちょーだい。」




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