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俺のウサギちゃん

第16章 天使と悪魔

「雪乃、もうやめなさい。大人気ない子ねぇ〜。
それより、今日はモデルのバイト大丈夫かしら?あんな事があったから…。」


「ええ、もう大丈夫です。」


すると、俊くんは


「みみこの顔は、出さないように出来ませんか?」


「そうよねぇ〜…。そうなると、限られてくるわねぇ、色々と…。」


「いっそ、子供のモデルを頼もうかしら?
あなた達誰か、弟か妹は居ない?
今からだと、時間もないから…。」


「あたし、双子の弟が居ますけど…。
モデルできるかな?」


勇介くんも、兄妹がいるらしく


「俺は、妹がいます。小4だけど…。」


と言った。



「いいじゃないの。頼めるかしら?雪乃を迎えにやるわ。」



本当に、時間がないらしい茶月先生の強引なお誘いで弟達も、呼ぶことになっちゃった…。



あたしは、朝食にだされたフレンチトーストを味わいながら、いつものあの子たちを思い浮かべ不安でいっぱいになっていた…。



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