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俺のウサギちゃん

第16章 天使と悪魔

いろんなポーズを何ショットか撮り、あたしがようやく撮影に慣れてきた頃



「じゃ、お互い腹ばいになって頬杖をついてみて。あと、サクランボ持って来て〜。」



ショートカットの助手さんがサクランボをガラスの器に用意してくれ、あたしの頭には薄いローズピンクと白いミニバラの花冠をセットしてくれた。



「みみちゃん可愛いわよ。どっちが食べても良いから食べさせあってくれる?」



俊くんが、あたしの髪を耳に掛けながら、真っ赤なサクランボの実を持ち艶笑する。



「ほら、口開けて?」



何で嬉しそうなの?


言われるがまま、あたしは身を乗り出し口を開いた。



サクランボは、口の中に…と思いきや口を通り過ぎて、あたしの胸の谷間に挿まれていた。



「すげ〜挟めた。美味しそ♪」



見ると、あたしの胸の谷間にはサクランボが可愛く挿まれてたけど、何処に食べさせてるの?



あたしが、取ろうとしたらその手を掴んで止められた。



「俺が取る。」



止める間も無く、強引に谷間に長い舌を這わせた。



やだ…くすぐった〜い!

ひゃ〜ん…恥ずかしいのに…ゾクゾクしちゃう…。



胸の谷間に、舌をねじ込みサクランボの実をチュルンと上手にすくい上げた。



麗しい顔を斜めに傾けて、唇に挟まれた獲得物を、あたしの唇にチョンと押し付けられた。



カシャカシャ!



と撮らないで〜‼︎…///…。



あたしの顔は、サクランボ色に染まっちゃう。


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