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俺のウサギちゃん

第16章 天使と悪魔

「みみこ、俺の事好き?」


コッソリと、切ない声で囁く。



こんな所で、こんな時に聞かないで…///。



恥ずかしくて、黙ってたら今度は首筋にチュッとして、耳元で囁く。



「今朝は、綺麗だったよ。
みみこのア・ソ・コ。」



この悪魔〜〜⁉︎



何を言い出すの?…///。



一瞬で身体が、火照るのがわかる。



「俊くん、目線はカメラね。」



俊くんは、見せつけるように首筋にキスしては、時折あたしの耳元で囁く。



「俺の事、好き?」



答えないと、卑猥な言葉を囁かれる。



「みみこの喘ぎ声可愛い。
また聞かせて?」



あたしは、耳まで赤くなりながら、俊くんを睨んだ。



「もうやめて‼︎
恥ずかしい事、言わないで。」



俊くんは、ため息がでるほど切ない声で囁く。



「好きって…言って?」



これ、反則〜…。
この声に、あたしは弱い…。




「す、好き…。」



「ん?」



聞こえてるでしょ?



ワザとらしい…。




「だから、好きだよ…大好き。」



「やった。俺もみみこが大好きだ!」



あたしの耳元で、あたしの大好きな声で…。



もう、蕩けそう…///。




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