テキストサイズ

俺のウサギちゃん

第17章 二人の小さな巨人

「みみこ…これには、深い事情が…。」


「お姉ちゃんと、呼びなさい!海翔!あんたが企んだの?」


「まぁまぁ、みみちゃん何か理由があるんじゃない?聞いてあげたら?うちは、構わないのよ。モデルまで、引き受けてくれたんだもの。」


雪乃さんに、優しく言われて海翔と空翔は、シュンとしてた。


「「ごめんなさい。」」


「お金、何かに使うつもりだったの?なんでママに言わないのよ。」


「俺らで何とかしたかったんや。」


「何が、買いたかったの?モデル代として、あたしがプレゼントするわよ。」


雪乃さんの提案に
海翔と空翔は、顔を見合わせた。


「あのね…綾ちゃんにプレゼント買いたかったんや。」


「…綾ちゃん…?誰よ?」


ストーリーメニュー

TOPTOPへ