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俺のウサギちゃん

第18章 約束

誰も居なくなった公園で、僕は一人泣いた。


祖父母を想い、自分の不甲斐なさを嘆いた。


僕が、居なければ祖母は無理せずにすんだのに。


全部、僕のせいだ…。


涙がボロボロと流れ落ちた。


ウサギさんをギュッて抱きしめた。







僕は、誰かの気配で顔をあげた。


色白で、目がクリクリッとした、ツインテールの女の子。

僕を見てる。


誰だ?



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