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俺のウサギちゃん

第18章 約束

「俊ちゃん…男の子だったの?」


「うん。…なんで女の子だと思ったの?ズボンだし、僕って言ってるのに…。背も高いほうだよ?」


みみちゃんは、物凄く動揺しながらこう言った。


「ごめんなさい…///。

あたしのお友達が、女の子だけど僕って言うから。

いっつもズボンだし、背も高いし、空手ができて恰好いいの…。

俊ちゃん、ウサギのぬいぐるみ持ってたし、目をウルウルにして泣いてたの可愛かったんだもん。」


僕は、イケメン女子に負けてるのか…。しかも、可愛いなんて…。

ガラスの心の少年は、バリンと砕けて泣きそうになってた。


夕陽が、やけに眩しかった…。


だけど、奇跡の夕陽のおかげか、さっきのみみちゃんの言葉を思いだした。



『将来どんな点を繋ぐかは、自分次第だよ。』



「みみちゃん…、頑張るから。僕、みみちゃんを守れる強い男になって迎えに行くよ。
そしたら、僕のお嫁さんになってもらえる?」




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