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「そうだな〜、おじいちゃん家に行ったら何か思い出すかもな〜。」



「おじいちゃん家かぁ、遠いよ〜。」



「まぁ、思い出す時が来たら、自然に思い出すんじゃないのか？」



「もう！広兄ったらテキトーな事を…。」



「いやいや、何かきっかけさえあればね…。それより、みみちゃん…彼氏とは、どうなんだい？」


「どうとは？…///」


「やだなぁ、とぼけちゃって〜。みみちゃんは、昔っから鈍感な所があるからなぁ。」


「やだぁ〜、あたし…鈍感なの？どういう感じに？」


「どういうって、…男を我慢させちゃう的な？」


広兄の眼鏡の奥の瞳が、怪しく笑う。


ちょっとドキマギしちゃう…。


男を我慢させちゃう的な…？


あたしが、俊くんを？我慢させてるの？





意味わかんない…。