俺のウサギちゃん
第22章 俊の家
「お邪魔しま〜す。」
俊くんちは、和風と思いきや思いっきり先進的なデザインの見るからに高級住宅だった。
真っ白い箱を積み上げたような形に大きな壁一面のガラスの窓。お家というよりオフィスみたい。
広々としたガレージには、高級車が何台か駐めてあった。
広ーい玄関には、大きな花器に綺麗な花が生けてあり、おしゃれな間接照明で照らされてる。
うちのお店のお得意様かも…。
あたしは、キョロキョロと吹き抜けの玄関を見回した。
「俊くん家、道場してなかったの?」
「裏が道場だ。」
勝手に、純和風のお家に道場を想像してたあたしは、迷子になりそうな複雑なお家に、ただただビックリしてた。
「今日は、誰もいないから…。遠慮しなくていいよ。俺の部屋こっちな。」
ダレモイナイカラ…
ずーん…
何か、胃が痛くなってきた。
緊張するー…。
俊くんちは、和風と思いきや思いっきり先進的なデザインの見るからに高級住宅だった。
真っ白い箱を積み上げたような形に大きな壁一面のガラスの窓。お家というよりオフィスみたい。
広々としたガレージには、高級車が何台か駐めてあった。
広ーい玄関には、大きな花器に綺麗な花が生けてあり、おしゃれな間接照明で照らされてる。
うちのお店のお得意様かも…。
あたしは、キョロキョロと吹き抜けの玄関を見回した。
「俊くん家、道場してなかったの?」
「裏が道場だ。」
勝手に、純和風のお家に道場を想像してたあたしは、迷子になりそうな複雑なお家に、ただただビックリしてた。
「今日は、誰もいないから…。遠慮しなくていいよ。俺の部屋こっちな。」
ダレモイナイカラ…
ずーん…
何か、胃が痛くなってきた。
緊張するー…。