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「すみません透子さん…聞きたいことが……。」


あたしは、さっき聞きたかった写真のことを思い出し、思い切って聞いてみた。


「何かしら？何でも聞いて頂戴。」


「あの、この写真の子は誰ですか？」


「えっ⁈どの子かしら？」


あたしは、ウサギちゃんを抱いた女の子を指差した。


「ぶはっ⁈…………」


透子さんが、急に後ろを向いた。
何か今、吹き出してたような……。


「ごめんなさい。この子がどうかしたの？」


何だか、笑いを堪えてる？
あたし、何か言ったかな〜⁇


「あたし、この女の子に会ったことがあるんですよ。」


「ぶーっ…くっくっく…傑作だわ。ふふふっ……。
ねぇ、みみちゃん？今日は、よかったら泊まっていってね。」


「へっ⁈……。」