俺のウサギちゃん
第23章 もう、待てない…
ん…喉乾いた…。
口から流されたお水を、夢中で飲んだ。
コク…コク…コク…
目が覚めると、アワアワの風呂に横たわってた。
「気がついた?ゴメン…やり過ぎた。」
俊くんを背もたれにして、横たわってる。
後ろから、抱きしめてぎゅうってしてくれた。
「ここは?…」
「風呂の外にあるベランダだよ。」
ベランダにジャグジー風呂って…。
泡が心地よく、俊くんの背もたれが、気持ちよかったりしてトロんとしちゃう。
「俊くん…。」
「ん?」
俊くんは、あたしの肩に顎を乗せて、顔を覗きこむ。
「あたしね、昔のコト思い出したい…。」
「……。
俺は、今のままでもいいよ。
無理に思い出さなくても……。」
「何で?」
「みみこには会えたし、俺のものに出来た。もう離れる気ない。
昔の事を忘れてても、みみこの事がやっぱ好きだ。
一緒にいると何か落ちつく。」
「あたし…もっと俊くんを知りたいし、好きになりたい。何があったか、話してくれないの?」
「知らなくても、もっと好きになってよ。身も心もってやつ?」
やっぱり遠い目をして、詳しくは話してくれなかった。
教えたくないのかな…。
何か、誤魔化された気がする。
あたしの中の昔の俊くんは、女の子みたいに可愛くてそのまま時は、止まってる。
何か、約束をしたようなしてないような…
思いだそうとしたら、夢だから忘れた方がいいって誰かに言われた気がした。
誰に……?
口から流されたお水を、夢中で飲んだ。
コク…コク…コク…
目が覚めると、アワアワの風呂に横たわってた。
「気がついた?ゴメン…やり過ぎた。」
俊くんを背もたれにして、横たわってる。
後ろから、抱きしめてぎゅうってしてくれた。
「ここは?…」
「風呂の外にあるベランダだよ。」
ベランダにジャグジー風呂って…。
泡が心地よく、俊くんの背もたれが、気持ちよかったりしてトロんとしちゃう。
「俊くん…。」
「ん?」
俊くんは、あたしの肩に顎を乗せて、顔を覗きこむ。
「あたしね、昔のコト思い出したい…。」
「……。
俺は、今のままでもいいよ。
無理に思い出さなくても……。」
「何で?」
「みみこには会えたし、俺のものに出来た。もう離れる気ない。
昔の事を忘れてても、みみこの事がやっぱ好きだ。
一緒にいると何か落ちつく。」
「あたし…もっと俊くんを知りたいし、好きになりたい。何があったか、話してくれないの?」
「知らなくても、もっと好きになってよ。身も心もってやつ?」
やっぱり遠い目をして、詳しくは話してくれなかった。
教えたくないのかな…。
何か、誤魔化された気がする。
あたしの中の昔の俊くんは、女の子みたいに可愛くてそのまま時は、止まってる。
何か、約束をしたようなしてないような…
思いだそうとしたら、夢だから忘れた方がいいって誰かに言われた気がした。
誰に……?