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俺のウサギちゃん

第23章 もう、待てない…

「腹へらねぇ?寿司でも食べよ?透子さんが、頼んでた。」


「やったぁ〜、お寿司大好き〜!」


お寿司と聞いて、機嫌が良くなるあたしは単純だな。

動けなーい何て言っときながら、

急いで服を着替え、リビングに向かった。





お寿司を前にして、ニコニコ顔で手を合わせる。


「みみこ、お寿司好き?」

「うん。久しぶりに食べた。おいひ〜。」

「機嫌が直って良かったよ。」

「ところでさ…アレって何回もするもんなの?///」

「アレとは、何だ?」

でたよ、絶対わかってるのにさ…。

「例の儀式のこと!」

「ふっふっふ…。あれは、相手へ愛情が深ければ深いほど、回数も増えるという法則がある。だから、俺…まだまだイケるよ。」


シャキーンと親指立てて、流し目された。


ちょーっっと待てい‼︎
ごめんなさい。
もう、そう言うのいいから。
話題かえよ…。


「俊くんのお母さん、透子さんはデザイナーだよね?じゃあ、お父さんは、道場で先生してるの?」


「いやぁ、親父は税理士だよ。得意なのは、ソロバンだな。道場は、透子さん方の爺さんがやってるんだ。」


「俊くんのお父さん、ムキムキのマッチョかと思ってたよ。」


「どっちかってと、透子さんが肉食で、親父はインテリ草食系だな。」








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