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俺のウサギちゃん

第25章 お客様感謝祭 Ver.1

「じゃ、俺は⑦…ななみの⑦ だな。」


ふふっ、二人とも発想が同じ。


「勇介…ヤメろ。ハズイ…。」


とか言ってるけど、ななみ嬉しそう。


「ごめんね、勇介くん。⑥までなんだ…。」


「ないのかよ。ってことは、6人執事が居るんだな。
じゃ、④でいいや。ななみ、付けて〜。」


「甘えるな!…なんで④?意味あるのか?」


「ななみだから7+7=14だから、後ろとって④。ななみは、並びで⑤にしとけよ。番号順に並びそうだしな。」


ななみの、あたまを優しくなでて⑤のバッチをつけようとしたら


「わぁ、ヤメロ。セクハラ。自分でやる! 」


ななみは、あわてて自分で胸にバッチを付けてた。


「ははは。俺のも付けてよ。」


ななみは、文句をいいながら勇介くんに④のバッチを付けてあげてた。


ななみったら、嬉しいくせに。素直じゃないんだから。


「みみこ、あと三人の執事に渡すんだろ?みんなで探そうぜ、どんな奴がいるのか気になるし…あいつにも、渡すんだろ?」


俊くんが、眉をしかめてる。


「誰だ?あいつって。」


ななみが尋ねた。


「俺にふっかけてきた嫌なヤローだ!虎だかレオンだか。」


「赤石に勝負を挑む⁈ なかなか根性ありそうだな。会うの楽しみだ。どこにいるんだー。」


ななみが、辺りを見回した。


「居たぞー!執事服着た奴…。あいつか?思ったより可愛くね?」


「可愛くねーよ。ふてぶてしい奴だ!」



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