テキストサイズ

俺のウサギちゃん

第25章 お客様感謝祭 Ver.1

「ミスターコンテスト⁈ 」


あたしたちは、声を揃えて叫んでた。


「な、なんで僕が…⁉︎ 」


あっつ‼︎


本日2回目のメラメラが、ななみから発生された。


ななみのお怒りも、ごもっとも。


いくら、そこいらの男子よりイケメンでも、ななみはれっきとした女の子だもん。


「俺、こんなのでたくねぇ!ただのバイトだと思ってたのに…ハメられたな。」


俊くんも、ななみ程ではないにしろお怒りだよね。


「お前らはいいじゃねぇか…上位に入る。俺は無理。やってらんね。」


勇介くん、そこっ⁈
なんだか、どよんと落ち込んでる。


勇介くんも、十分イケメンなのに…何も落ち込まなくても。


…と思ったら
お腹を抱えてゲラゲラ笑ってた。


ちょ、ちょっと勇介くんたらぁ〜
知〜らない!


ななみ、マジで怒ってるのに
勇介くん、ヤメてあげて!


あたしの必死の目配せに気付かず勇介くんは、尚も笑い続けてた。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ