俺のウサギちゃん
第25章 お客様感謝祭 Ver.1
あっ!
この感じ…。
俊くんと、初めて会った時みたい。
確かあの時も、寝ている俊くんが教室にいたから、教室に入るの躊躇ってたんだよね。
そんな出会いなのに、今じゃ彼氏とか…。
あり得ないー!
フッと笑ってしまった。
「何か…用?」
いつの間にかあたしを見つけたレオさんが、こちらを見つめてた。
神秘的なスミレ色の瞳は、先ほど会った時とは違って柔らかく微笑んでる。
わぁ…素敵な笑顔。
やっぱ天使様みたいな人だ。
「あの、雪乃さんからバッチを渡すように言われてて…。①と②、どっちがいいですか?」
「じゃ①で。」
あたしは、レオさんに①のバッチを渡した。
「このお庭…熱心に見てましたね?」
あたしは、レオさんに近寄り何と無く話しかけてた。
きっと、このお庭を好きな人と何か共感したくなったのかも。
レオさんが、さり気なくあたしが座れるように場所ずらして座り直してくれたから、遠慮なくレオさんの横に座らせて貰った。
「この庭…綺麗だと思って。夏の花の配色具合とか絶妙だし、何か癒される。魅入ってしまったよ。」
「でしょでしょ。あたしもこのお庭、大好きなんですよ。」
あたしはすっかり嬉しくなって、お気に入りのベンチから眺めるお庭について、熱く語ってしまった。
この感じ…。
俊くんと、初めて会った時みたい。
確かあの時も、寝ている俊くんが教室にいたから、教室に入るの躊躇ってたんだよね。
そんな出会いなのに、今じゃ彼氏とか…。
あり得ないー!
フッと笑ってしまった。
「何か…用?」
いつの間にかあたしを見つけたレオさんが、こちらを見つめてた。
神秘的なスミレ色の瞳は、先ほど会った時とは違って柔らかく微笑んでる。
わぁ…素敵な笑顔。
やっぱ天使様みたいな人だ。
「あの、雪乃さんからバッチを渡すように言われてて…。①と②、どっちがいいですか?」
「じゃ①で。」
あたしは、レオさんに①のバッチを渡した。
「このお庭…熱心に見てましたね?」
あたしは、レオさんに近寄り何と無く話しかけてた。
きっと、このお庭を好きな人と何か共感したくなったのかも。
レオさんが、さり気なくあたしが座れるように場所ずらして座り直してくれたから、遠慮なくレオさんの横に座らせて貰った。
「この庭…綺麗だと思って。夏の花の配色具合とか絶妙だし、何か癒される。魅入ってしまったよ。」
「でしょでしょ。あたしもこのお庭、大好きなんですよ。」
あたしはすっかり嬉しくなって、お気に入りのベンチから眺めるお庭について、熱く語ってしまった。