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俺のウサギちゃん

第25章 お客様感謝祭 Ver.1

「こいつは俺のです。勝手に触らないでくれますか?」


俊くんは、敵対心を剥き出しで挑むようにレオさんを睨みつけた。


「何? 君の許可が必要なの?何をビクついてるんだ。器のちっせえ男だな。」


レオさんも、負けてはいない。

スミレ色の瞳を燃えあがらせ、射抜くように俊くんを睨み返した。




こんな時だけど、俊くん…恰好いい ♡

あたしを取り合う、イケメン達…。

キャーキャー。

何て、あたしは脳内でちょっぴりヘラヘラしてしまってた。



「みみこ⁈ お前、喜んでる?あたしの為に争わないでってか?このヤロー‼︎ 」





あれっ!

心の声が漏れてた⁈



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