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俺のウサギちゃん

第25章 お客様感謝祭 Ver.1

夏休みを潰されるのは、やだな…。


「ちぇっ!浮かれちゃって。いいわよ、他を探すから。なかなか、居ないのよね。トコトン、付き合ってくれる背の高いパートナーが。」


「そういや、美織のタイプの白王子が居るぜ。『レオ』って奴だ。背も高かったかな?ドリンク頼んでやれば?」


とたんに、ウキウキと輝きだした美織さん。


「ほんと?ドリンク頼んでみる。じゃ、またね〜俊! みみちゃん! 」



あたしと俊くんは、顔を見合わせて笑った。

「夏休み、死守できた。みみこ、一緒に遊ぼうな。」

頭をポンポンされて、甘く微笑まれた。

「うん。楽しみだよ///。」



「ちょっと!そこのバカップルみたいなバカップル‼︎ 働きなさ〜い‼︎ オーダーたまってるわよ。」



ちょっ、雪乃さん酷い。
まんま、バカップルでしかないじゃない?




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