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俺のウサギちゃん

第25章 お客様感謝祭 Ver.1

シークレットコンテスト効果で、お店はお客様でますますいっぱいになってた。

時間制限があるため、外は行列が出来てたみたい。

あたしたちは、終了時間まで忙しく働いた。






「疲れたね〜。」

あたしたちは帰りの電車の中で、慣れない労働から無口になってた。

あたしも、疲れて俊くんにもたれかかって眠りこけてた。


「みみこ、起きて。着いたよ。」

俊くんに、いつものように送ってもらった。


「みみこ?今日は、お家に電気が付いてないけど?家族は出かけてるの?」


「うん。お盆前だから、弟たちを連れて田舎のおじいちゃん家に行ってるんだよ。」


「何だって⁈ で、いつ帰ってくるの?」

俊くんは、なんだかイライラして尋ねた。

「えと、あさってくらいに帰るって言ってたかな?」


「何で教えてくれなかったんだよ?ワザと?」

「いやー…聞かれなかったから?」

俊くんは、ハァーとしゃがみ込んだ。

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