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俺のウサギちゃん

第26章 二人の夜

「あの…あのさぁ…ダンスのお誘いも嬉しいんだけど…そろそろ服、着ようよ…。」


俊くんは、パンイチにタオルを首にかけただけのスタイルなんだよね。

「だって、あっちーじゃん!夏は、コレだろ。一応、パンツ履いてるし?みみこ、喉乾いたー。何か、飲ませてー。」

そりゃ、夏だもん。

お風呂上がりだし、夏だし、暑いとはいえ、くつろぎ過ぎでしょ。

しどけなく、甘えられて心臓は、ずっとドキドキしっぱなし。

「気が利かなくてゴメンね…。はい、これ。」

あたしは、ミネラルウォーターを手渡して、横目で俊くんを観察してしまう。


スッゴイ、いい身体…。ゴクん…。


「みみこ姫?俺のシックスパックに興味がお有りか?見過ぎですよ。」

うわぁぁぁ〜〜バレてた‼︎
あたし、変態みたいじゃん。

「いや〜、あの…スッゴイ筋肉割れてるね///。」

「ん?姫はダンスより、この身体に興味がお有りかな?なら、お相手しますよ。触りますか?」

キラキラ輝く王子様スマイルで、素早く手を掴み、自分のお腹に滑らせた。

「きゃーっーー!いや〜〜!」

心臓止まったら、どうしてくれんのよ!

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