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俺のウサギちゃん

第27章 お客様感謝祭 Ver.2

開店時間が来て、すぐに店内は騒がしくなった。


今日のドレスコードは、『 制服 』なだけあって現役の高校生が制服を着て来る人が多いみたい。


「 みみちゃ〜ん ‼︎ 」


声の方を振り返ると…麗しの美織さんだった。

美織さんは…
金髪のロングヘア、赤いリボンに、オレンジのスカートのセーラー服…。


「 美織さん!セーラームーンのセーラーヴィーナスですね。凄いです ‼︎ 何ですか、そのクオリティの高さは。」


セーラーヴィーナスの仮装をした美織さんは…
実写と見紛うくらい美麗だぁ!

本物より、大人セクシーでチラッと見える胸の谷間と、くびれたウエストから見えるオヘソ…何て完璧ナイスバディな‼︎

同性のあたしでもドキドキするよ。

すでに、周りのお客様が騒ついて色めき立ってた。


「 お友達がね、こういうの大好きでね〜。社交ダンス部のメンバーでセーラー戦士5人揃えてみたの。

みみちゃんも、ピンクのセーラー服だ。チビウサみたいだね。一緒に写真撮ろう。

また、あとでお話してね…。
ちょっと、相談したいこともあるし…。」


恥じらう美織さん…綺麗すぎる。

頬を赤らめ、じゃあねって甘い残り香を残して立ち去った。

一緒に写真かぁ…女子大生の皆さんとだと、あたし…霞そう。




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