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「おい！泣くなよ…。
男の前で泣くなんて…反則だろ。
俺が恋に落ちたらどう責任とってくれるんだ！」


そんなの知らない…
何にも考えられないよ。
レオさんが、話を聞いてくれるって言うから。


「ご、ごめんなさい…と、止まんないの。えっふぇ…何かショックで…俊くんが女の子と…うっうえぇ〜…。」


あたしは、しゃくりあげながらまたエグエグと泣いてしまってる。


「男はさ、好きでもない女を抱けるもんなんだ…。興味本位だろ？正常な男の生理現象だし、もう昔の話なんだから気にしなくていいんじゃない？」


「わかんない…わ、わかんないぃ〜うっうえ…。」

「だから、泣くなって！」



あたしは、気がつくとレオさんに抱き締められていた。


「えっ…。」