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俺のウサギちゃん

第27章 お客様感謝祭 Ver.2

「美姫さんとは…昔の話だ。
みみこ…妬いてくれたんだ?
それで、泣いてたの?」


あたしは、おずおずと思った通りの事を話した。


「あのね…美姫さんも怖かったの。
だって、そんな事ってわざわざ言わないよね。
それに…。」


「…それに?」


俊くんは、あたしをふわりとお姫様抱っこで抱き上げベンチに腰を下ろし、あたしの顔を見つめた。


か、顔が…近いよ…///。

心臓が、急にドキンドキンッと動きだす。


「何?…辛いこと

何でも話せって言ったろ?」


切れ長のそんな綺麗な瞳に見つめられたら溶けちゃうよ。

諭すように優しく促されて、俊くんが好き…大好きって気持ちが大きくなる。



「う、うん…あの…ね…


俊くんの…初めてって…


どうだったのかなーって…///。


だってね…


あたしの知らない


俊くんを知ってるの…


…なんか悔しかったの…。


これって…ヤキモチかなぁ…。」




あたしは、ごにょごにょと思ってたことを打ち明けた。







「ねぇ…よかった?」








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