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俺のウサギちゃん

第28章 お客様感謝祭 Ver.2.1 〜壁ドン祭り開催〜

すると、勇介は余裕を崩すどころかニッと笑うと、僕の手首を引き寄せ、くるりと場所を入れ替えた。



なっ⁈…勇介⁈
リハーサルと違うぞ‼︎



驚いて目を見開き、呆然とする僕の両手首を握り締め、左右に広げると壁にドン!と押し付けられた。


僕は、益々パニックになってもがいたけど、勇介は凄い力で壁に手首を縫い付けてる。


僕をジッと見つめると


「キス…しろよ?」


勇介が、ニヤつきながら答えた。

こんな所で、何言ってやがる!


「バカッ、誰がするか。 離せっ‼︎ 」


勇介は、片眉をあげると


「お前が、俺を好きになれよ。


キス…してやるから。」




顔を斜めに傾けながら、僕にキスを迫って来た…。






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