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俺のウサギちゃん

第28章 お客様感謝祭 Ver.2.1 〜壁ドン祭り開催〜

「もういいから、俊のところに行ってやってよ。」


勇介くんは、やれやれと呆れた様子であたしを見捨てる。


「ねぇ、何て言えばいいの?あたしが悪かったの?」


あたしは、本当に訳が分かんなくて助言を求めてみた。


「蒼井は、悪くないさ。
まぁ、話を聞いてやればいいと思う。

めんどくさい奴なんだけど…
俺も気持ちは分からなくはない。

とにかく、あいつメンタル弱いから
気をつけてやってよ。」


ななみを上目遣いにチラッと見ると、なんだかニヤニヤ笑いを堪えてた。


「大丈夫だよ。抱きついて来い。」


「うーん…、行って来る。」


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