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俺のウサギちゃん

第28章 お客様感謝祭 Ver.2.1 〜壁ドン祭り開催〜

俯いた俊くんの前髪が、サラサラと零れていく。

ポケットに手を突っ込んで、長い脚はお行儀悪く投げ出されてるのに、男らしくてかっこ良く見えた。


「重いだなんて思わないよ。

あたしね…

俊くんがあたしの事を好きだって

言ってくれる度に

心の中がくすぐったくて

甘酸っぱくて

どうしていいか分かんなくなっちゃうの。

初めてを、いっぱいもらったよ。

こんな気持ちも、初めて…。

あたしは、恋愛経験は少ないけど

これだけは分かる。

会う度に、好きが増えてる。

あたしは、きっと

俊くんが、もっと好きになってくよ…。

待っててくれる?」


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