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俺のウサギちゃん

第30章 お仕置き? or ご奉仕?

俊くんは、あたしの肩を抱き寄せると


「俺に、悪いな〜とか思ってる?」


抱き寄せられると
ドキドキする。

ちょっとこんな人前で…///。


「うん…返す言葉もないよ。
ごめんね…
そんなにあたしのこと…///。
ふふっ、嬉しいかも〜!」



「そそっ、俺って一途だろ?
お仕置きされても仕方ないよな〜!」


切れ長の黒い瞳が、あたしを妖しく捕らえて心を震わせる。



ドキッ…
誘導されてる?
けど仕方ないかぁ。



「う、うん…お仕置き…ね。
が、頑張ります。」


「うん。
みみちゃんは、いい子。
じゃ、コンビニ行こっか。」



俊くんは、あたしの頭をひと撫でして微笑むと、手を繋いでコンビニへと歩き出した。



嫌な予感しかしない。
あたしは、恐る恐る俊くんを見上げて聞いてみた。



「コンビニ?
何か欲しいものがあるの?」


「そう。
まぁ、みみちゃんに俺のパシリでもして貰おうかと。」



パシリって…
まぁ、それなら大丈夫かな?



人通りの多いコンビニの前に着くと、俊くんは自分の財布を取り出してあたしに手渡す。

あたしを見下ろし、不敵に笑った。


「ハーゲンダッツと、こんどーむ買ってきて?」


「…うぇっ⁈ 」




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