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俺のウサギちゃん

第31章 二人の夜 二日目

俊くんが使用済みのゴムを、器用にクルリと結びティッシュに包んでゴミ箱にシュートする。


「お風呂入れてくるね。」


全裸が急に恥ずかしくなったあたしは、Tシャツを身に着け、下に散らばる下着を拾い集めコソコソとバスルームへ向かった。


お風呂の準備をしながら、バスタブに溜まりつつあるお湯をボンヤリと見下ろしてる。


き、気まずい…。
何も、考えてないのに無計画にご奉仕だなんて口にしなきゃよかった。


あたしは、
なんて凄い勇者なんだろ…。


「馬鹿過ぎチャン。」


しょうもないダジャレを口にして、一人寂しく笑ってしまった。


「フフッ
何くだらねぇ〜ダジャレ言ってんだ。
笑えねぇ〜。」


笑ってるじゃない?

振り返れば俊くんは笑いながら、お風呂場に来てる。
ハズい…何故居る?


「そこで何してんの?」


素晴らしく見事な裸体を、惜しげもなく晒して壁に寄りかかってる。


「服を着て〜!」

「もう風呂だろ?いいじゃん。」










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