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俺のウサギちゃん

第31章 二人の夜 二日目

「てか服なんか着てるみみこのが変だろ
脱げよ。」


俊くんは、あたしのTシャツを脱がせようと裾に手をかけてきた。


「やだってば〜いいからぁ。
お風呂入ったら脱ぐから。」


「お風呂これだけ溜まってりゃいいだろ。入ろうぜ。」


いきなりシャワーに切り替えて、浴び出した。


「ちょっと〜〜‼︎
服がびしょ濡れだよ〜‼︎ 」



俊くんのシャワーの飛沫を浴びてあたしは、びしょ濡れになっちゃってる。



すると、今度はあたしの顔めがけてシャワーを掛けてきた。


思わず目を閉じて、シャワー攻撃に耐える。


「ちょっと〜、何すんのガァボ、グフ…」


抗議の口を開けば、シャワーの水が口の中まで入って急いで口を閉じた。


ようやくシャワーを止めてくれた頃には、あたしは身体中ズブ濡れでボタボタと雫を零してた。



「はははっ!妖怪濡れウサギだな〜。
お風呂入ろ?」


あたしをあっと言う間に抱き抱えて、湯船にザブンと入ってた。


「きゃー!服〜〜!」














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