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俺のウサギちゃん

第31章 二人の夜 二日目

俯いて黙ってしまう。
だって、ドキドキが止まらなくなってて上手く言えないから。


頭にポンと手を乗せられ
顔を覗かれた。


俊くんは、イタズラな瞳で吹き出してて


「誘ってくれたんだ?
昼間は嫌がってなかったか?」


「もうっ!
やっぱ聞こえてるじゃない…///。
俊くんが、誘えって言ってたから頑張ったのに…。」


「だな…まさか、本当に言ってくれるとは思わなかったよ。すげぇいい。もう一回言って?心に刻むから。」


「刻まないで〜!もう、知らない!」


あたしは、逃げるように二階へ上がった。


「みみこ、逃げんな。俺とエッチするんだろ?
誘ったよな?ちゃんと聞いたぜ。」


後ろからクスクスと笑いながら、二階へ上がる俊くんの足音は軽やかだ。


なんかもうヤダ!
自分から言うなんて、恥ずかし過ぎた。


この後、どんな顔したらいいか
分かんない。


あたしは部屋ん中で、戸惑いながら甘い疼きを堪えてた。






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