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俺のウサギちゃん

第32章 寝耳に水っ⁉︎

急いで階段を駆け下り、服を脱ぎ捨てバスルームへ飛び込んだ。

のんびりシャンプー中で泡だらけの俊くんが、驚いてる。


「あれ?またご奉仕してくれんの?」

「ち、違うよ。
帰って来ちゃうの!両親
あと30分くらいしか時間ないよ!」

「そう。
じゃあ挨拶するよ、俺
もう流すだけだからちょっと待って。」



爽やかに微笑むと、シャワーを頭から流し始めた。

身体に纏わり付いた真っ白い泡が、逞しい胸板や上腕にシャワーの飛沫とともに流れ落ちて行くのをつい見惚れてしまう…

髪をかきあげながら、目を瞑りシャワーを流す仕草が破壊的に色っぽくてキュン死にしそ

う〜ん。水も滴るいい男だわ。
なんて絵になるんだろ…。


ていうか…動揺しないの?
余裕だし
あたしなんて、動揺しまくりなのに…。



「いやいや、それはダメだよ。常識で考えて?いかにも昨夜お泊まりしましたみたいだし…うちのパパ許してくれるわけない!

普段から、不純異性交遊はダメだぞ!
まだ早いっ!

って念押しするくらいだもん。

頭固いの!頑固だし‼︎ 」


「そっか…女の子だもんな。ごめん。
俺ん家は、男兄弟だからそういうのに疎くて…じゃ急いで準備してお迎えに来たように装うよ。」


おお〜ナイス
その手があったか!


俊くんがバスルームを出て行った後、急いでシャワーを浴びお出かけの準備をした。


お願い‼︎ 神様〜
両親と鉢合わせしませんように‼︎











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