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俺のウサギちゃん

第32章 寝耳に水っ⁉︎

俊くんはお部屋を換気して、念の為にゴミ箱にシュートした情事の残骸…

大量のティッシュくん達を拾い集めビニール袋に入れてお持ち帰りしてた。


「これで証拠は無いと思うけど…大丈夫かな?」

俊くんが心配そうに各部屋を指差し確認してる。

「うん、大丈夫だと思う。
早くバイトに行こうよ〜…鉢合わせしない方がいいから。」

「そうだな…もう出るか?
あっ、ちょっと待って。」

「なあに〜忘れもの?」

「お泊まり会ありがとう。
すげぇ楽しかった、またしような!」


ニカッと笑った俊くんは、直ぐに切なそうにあたしを見つめて抱きしめると


「こういうのいいよな
将来、俺と… 。」


後の一言はよく聞こえない。



「えっ?何て言ったの?」

「あっ…///…いや何でも…
急がなきゃな。」


俊くんは、慌てて身体を離すと玄関へ向かった。

空翔の電話から約30分くらい経つ

ギリギリ鉢合わせずに済んだみたい。

神様ありがとう〜!




何て思ったのに



突然
ガチャリと玄関のドアが開かれ



「ただいま〜‼︎ 」









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