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俺のウサギちゃん

第32章 寝耳に水っ⁉︎

ヒィ〜〜〜!
敵意丸出しでトゲトゲの口調に、あたしの胃はキリキリと縮み上がる。

俊くんは、そんなパパに怯むことなく姿勢を正すと


「早朝から失礼します

はじめまして赤石 俊と申します。

バイトのお迎えに来ました。」


何時もの綺麗なお辞儀をして爽やかに微笑んだ。


パパが何か言おうとする前に、後ろからママが押しのけて現れた。


「まぁまぁ、めちゃくちゃイケメンさんじゃない?
こんな早朝から、お迎えありがとう。
ふふっ、みみこやるじゃない
…所で、お二人は?もしかして?」


俊くんは、間髪を入れずに返事をする。


「ハイ、お付き合いさせてもらってます。」


うわぁ〜〜‼︎
言っちゃった///。

たちまちあたしの顔に血が上る。
熱いっ!
身体中から変な汗出まくりだよ。

でも何か嬉しい。
くすぐったくて
顔が崩れ落ちそうに緩むぅ〜〜!



「つ、つ、付きあってるだと〜〜‼︎
みみこは、嫁にださんぞっ‼︎ 」


ママを押しのけて、パパがぶっ飛んだ怒声をあげた。



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