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俺のウサギちゃん

第32章 寝耳に水っ⁉︎

「うん…///。
あの…あのさ…
真剣にお付き合いってしてるってママに言ってくれたでしょ?
アレって…本当?」


みみこは俺の言葉にあやふやな返事をし、俯きながら恐る恐る尋ねてきた。


「そっちか?
…ウソだ。」


「……。」


「んな訳ないだろ…///。
ごめん、本気だ!
こんな形でとは、もっときちんとしたかったんだけどな。」


「うん……///。
すっごく嬉しい
ありがとう俊くん。

あのね…
あたし、小さい頃からお姫様の物語が大好きだったでしょ?

小さい頃、パパやママに王子様はいつ迎えにきてくれるの?
って聞いてたくらい。


こんな夢みる夢子ちゃんってイタイよね。ふふっ…


大きくなってからは、そんなの現実にはあり得ないって分かってたつもりだよ。


でも…今日、俊くんがママに言ってくれたでしょ?アレって王子様がお迎えに来てくれたみたいでさ…


あの頃を思い出しちゃった。


俊くんの彼女になれて良かった
ありがとうね。」





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