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「勇介、どうした、今日はまったく練習に身が入ってないじゃないか？」



それに比べて、俊は 楽しみにしているようで、ウキウキしている。



「聞いてくれよ〜、俊…。
どうもバイト先に、ななみの元彼がいるようだ。」



「なんだってー⁈」



俊は、なんだか面白くなってきたぞっと密かに思った。



「で？どうするんだ？」



「ん〜？
もしごちゃごちゃ言ってくるようなら、いっしょにボコッてくれるか？」



俊は、ニヤッとして



「もちろん！
だが、俺ら2人がかりだと下手すりゃ傷害罪だな。はははっ！」



「お前、楽しんでるだろ？」



「まぁ…な。
お前がピンチになったら助けるさ。お互い腕には覚えがあるんだしな。」



こういう時には頼りになるぜ！



「俊キュン、お願いね〜。」



勇介が、可愛い子ぶって目をパチパチさせ手を合わせてきた。



「ヤメろー‼︎ キモい。」