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俺のウサギちゃん

第11章 謎のアルバイト

「そうだ!
いい考えがある。こっちから殴れば犯罪かもだが、一発貰ってからなら、正当防衛ってヤツじゃね?」



勇介が、得意げに語った。



「じゃ、勇介が一発貰った後は 俺が責任を持って潰してやるよ。」



俊は、拳を握って 軽くジャブをした。
並々ならぬ拳圧で、風を感じる。



「アッ…⁈
俺が貰うのかよ。」



勇介が、顔をしかめる。



「俺は、やだね。やられるまえに、手がでちまうかもな。まぁ、安心してやられて来い。」



俊が、不敵な笑みを浮かべた。



「相手が殴ってくるとは、限らんだろ。穏便に終わる事を祈るさ。」








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