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俺のウサギちゃん

第11章 謎のアルバイト

息が…苦しい…。

思わず俊くんの胸を
ドカドカッて叩いた。



そしたら、俊くんは あたしの鼻をツンツンッてした。


あたしったら、何でだろ

鼻で息するコトも忘れるとは

…あたしは、空気〜ッ

とばかりに鼻から息を吸い込んだ。



「ぶはっ…ハハッ
みみこ…鼻の穴膨らんでるぞ!
こんな時に変顔攻撃…萎えるから。」



萎えられちゃった
しょぼん…。



「焦らされてる気分だ。
そんな薄いエロい服でそそのかしてからの変顔…。
上手くかわされたな
でも、俺はお楽しみはとっとくタイプだから。」



俊くんは、妖艶に微笑んだ。



エロいッ⁈…そそのかす⁈



「何それ⁈…そんなつもりじゃ。」



「さっ、戻ろ。やっと謝りに行く気になった。」



あたしの抗議は、軽くスルーされ
俊くんは、あたしの手を掴んで一緒に立ち上がらせた。







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