
dolce
第1章 アイツが戻ってきた、、、
仕度ができた私は、階段を下りてリビングへ向かった
すると赤城が立っていた
「おせえよ、早く行くぞ」
「ちょっと待って、朝ごはん、、」
「そんなん食ってる時間ねーんだよ」
「わかった
あれ、真由は?」
「あいつは先行ったよ
バスケ部の朝練だってよ」
そっか、そう言えば真由はバスケ部のマネージャーだった
ごめん真由
折角赤城が来たのに
二人きりで登校させてあげたかったなあ
それなのに私が寝てたせいで、、、
もうっ!
これじゃただの邪魔者じゃん
恋を手伝うどころか邪魔してるよ、、、
はあ、、、
「おい、ボーッとすんな
早く行くぞ」
「う、うん」
赤城も私なんか置いといて真由と一緒に学校いけばよかったのに
