
dolce
第1章 アイツが戻ってきた、、、
それから私達は走って駅へ向かい
なんとか時間に間に合う電車に乗って、高校の最寄り駅に着いた
「こっからがわからねえんだ
どうやって行くんだよ?」
「ん?」
「道がわかんねえんだよ」
あーーー、そうゆう、、、
だから朝なのにわざわざうちに来たのか
「赤城は道わかんないからうちに来たんだ、、、」
「そうだよ
ほらいいから連れてけ」
「はいはーい」
あれ、でも昨日は
「昨日学校に来てたよね?」
「あれはタクシーできた」
へー、タクシーかー
タクシー
タクシー
「っぷ」
思わず吹き出してしまった
赤城がタクシーって笑笑
似合わな笑笑
「おい、笑うな」
「はいはい
あまりにも似合わそうだから笑っちゃって
ハハハ」
ふれくされる赤城が面白くて更に笑ってしまった
「ったく」
