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闇の王と光の騎士

第11章 戦慄の国内浄化作戦

「悪い子ね……お仕置きしないと……」

倒れた霧里の上に紫響が飛び乗る。

そして一気にローブを捲り上げ、パンツをずり下げてお尻を露出させる。

「なっ……や、やめろっ!! やめなさいっ!!」

辱しめを受け、少女は叫んだ。

「悪い子にはおしり叩き。基本でしょ?」

紫響は手を振り上げ、ぷりんとした柔らかな霧里の臀部を平手打ちした。

「はうっ!! ああっ!! や、やめっ!! あああっ!!」

みるみるうちにその白い肌は赤く染まる。

「やめ、やめなさ……アアッ!!」

「ほら、もっといい声出せないの?」

「ふ、ふざけるなッ!!」

霧里は全力で紫響を振り落として立ち上がる。

打たれたお尻がヒリヒリと痛む。

「このような辱しめを受けて……許さぬッ!!」

端正な顔立ちに憎悪を宿らせ、少女はにじり寄る。

その時、原住民の男たちのにやける顔が視界に入った。

いくら感情を捨てた殺戮兵器とはいえ霧里も十五歳の少女だ。

恥ずかしくて顔を赤らめてしまう。

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