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闇の王と光の騎士

第11章 戦慄の国内浄化作戦

「それにしてももうそろそろオアシスの村につくはずだが……」

ももはは目を凝らすが、それらしきものは見えてこない。

その時、遠くからなにかが飛んでくるのを確認した。

二人は素早く構えて備える。

それは想像よりもかなり速く、あっという間に二人の目の前に飛来した。

「これはこれは……ぼんくら王立軍の幹部が二人もお出ましか」

「貴様は……サタン、櫻啼棟架っ……」

漆黒の闇を纏ったような翼に鎧。
櫻啼が中空から二人を見下ろしていた。

王立軍の幹部二人と魔族のエリートの激しい戦いが今、始まる。

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