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闇の王と光の騎士

第11章 戦慄の国内浄化作戦

「間抜けな人間ども……苦しみながら殺してやろう!!」

櫻啼が上空で印を切る。

「させませんっ!!」
「貴様っ!!」

すかさずまあやがナイフを投げてそれを阻止する。

それと同時にももはがジャンプする。

「あっ!?」
「うわっ!?」

当然ナイフはももはも襲う。

「ちっ……」

危うくナイフが当たりそうになり、ももははそれを弾く。

「なんだ、お前たち……二人で来たのにコンビプレイバラバラか?」

失笑しながら櫻啼が砂地にゆっくりと降り立った。

「余計なことをするな!!」

「すいません……」

ももは将軍は苛立って怒鳴る。

櫻啼の言う通り、この二人には連携などと言うものはなかった。


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