闇の王と光の騎士
第13章 魔界争乱
「親が殺される世の中がおかしいって話してんだよっ!!」
いつもふざけた口調のみぃみぃがいつになく熱くなっていた。
「だから俺は世の中を変えてやるんだよ!! すまいるを殺して国を変える!! 邪魔な奴は消す!! それが俺のやり方だ!! まっとうに生きてなくて結構!! 一番まっとうじゃねぇのは国じゃねぇかよ!!」
みぃみぃの訴えは国の防衛を司る自分の身に染みた。
ももは将軍は「すまない」と小声で謝罪した。
「はあ? 謝んのかよ……死ぬのが怖くなったのか?」
「ふざけるな。お前なんかに殺されはしない……ただ……国が混乱してるのは俺達王立軍の責任も大きい……」
自分達の非を素直に認めて頭を下げたももはにみぃみぃは不覚にも心を打たれてしまった。
「……馬鹿馬鹿しい。あー白けた。やめだ、やめ。今ここでお前を殺すのはやーめた」
いつもふざけた口調のみぃみぃがいつになく熱くなっていた。
「だから俺は世の中を変えてやるんだよ!! すまいるを殺して国を変える!! 邪魔な奴は消す!! それが俺のやり方だ!! まっとうに生きてなくて結構!! 一番まっとうじゃねぇのは国じゃねぇかよ!!」
みぃみぃの訴えは国の防衛を司る自分の身に染みた。
ももは将軍は「すまない」と小声で謝罪した。
「はあ? 謝んのかよ……死ぬのが怖くなったのか?」
「ふざけるな。お前なんかに殺されはしない……ただ……国が混乱してるのは俺達王立軍の責任も大きい……」
自分達の非を素直に認めて頭を下げたももはにみぃみぃは不覚にも心を打たれてしまった。
「……馬鹿馬鹿しい。あー白けた。やめだ、やめ。今ここでお前を殺すのはやーめた」