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闇の王と光の騎士

第3章 混沌の幕開け

次々と襲い掛かる魔物を軽々とかわして斬りつけていく。

軽業師のような軽快な動きには芸術的感動を覚えるほどであった。


月影は革命軍でも賊でもない。

ましてや王立軍の兵士でもない。

彼は一市民だ。

荒れ果てた世の中を変えるべく立ち上がった勇者であった。

瞬く間に村を襲った魔獣たちを殲滅した月影は村人に会う前に村をあとにする。
それは人に感謝されるためにしているわけではないという彼のポリシーだ。

月影は平和のため、次の場所へと向かっていく。

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