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闇の王と光の騎士

第20章 闇の王

しかし中央都市にはすまいる王がいる。

そして中央都市には王国の人口の一割にも上る民間人が住んでいる。

(このままでは中央都市の人たちが危ない……)

すまいるの激情型の性格をよく知るまあやはすぐにそこに思い至った。

追い詰められたすまいるは中央都市を焼く。

それは容易に想像できた。

(すぐにすまいるを討たないと……それに……)

決意を胸にまあやは単身で中央都市へと向かった。

----全てを終わりにするために。


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