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闇の王と光の騎士

第3章 混沌の幕開け

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「なぁにしてんの?」

「きゃっ!?」

突然声をかけられた女の子は驚いて振り返ると、そこには銀髪の凛々しいイケメンが立っていた。

「暇だったら遊びにいかない?」

「……ナンパですか? 私そんなに軽い女じゃないんですけど」

いくらイケメンだからといって簡単についていくほど軽くない。
彼女は眉をひそめて睨む。

「実はさ、俺こんなチケット持ってるんだけど」

「えっ……それって……」

簡単に入手できないことで有名なアーティストのプラチナチケットだった。

「よかったら一緒に行かない?」

いきなりこんなイケメンにプラチナチケットを見せられればどんな女でも心は揺らいでしまう。

「あのっ……えっと……」



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